北ア 北鎌尾根に挑むーその3(17/09/05)

還暦にして念願の北鎌尾根をやり遂げた

大学生になった頃、親父に「無理はするな。雪山には絶対行くな。必ず憑りつかれてやがてはあの世行きだぞ」と何度も言われた。今、雪山にも出かけ、岩稜にも出かける私を見て、親父はあの世でどう思っているだろうか?

無謀なことをすると腹を立てているだろうか、あるいは無茶なことをすると呆れ返っているだろうか、それともハラハラしながら心配しているだろうか・・・。きっと全部だろう

午後から下り坂とのことで、朝4時40分に小屋を出る 

遠く左側に八ケ岳連峰、右側に南アルプス。南プスの左端、甲斐駒の左に富士山が見えた 

日の出は近い

モルゲンロートに染まる穂先

同じく染まる大喰岳への稜線

清見の滝だっけ?

気持ちの良い下り

この雪渓は今シーズン残りそうだ 

せせらぎに癒されながら下る

横尾大橋まで下った

明神の尾根も魅力的だな。私には無理だが

じじぃも食うぞ、徳澤園名物

整備ご苦労様です

河童橋から。最高の山をありがとう 


積年の夢の北鎌尾根。難しさもさることながら本当にきつかった。ルート取り、行程など全部で6通りの計画を組んだ。しかしながら2週間前に仙塩尾根で試行したツェルト泊装備の縦走で、北鎌はありえないと痛感。重いザックでバランスを崩したら命とりだ

計画を小屋泊まりに絞った。大天井ヒュッテの貧乏沢が一般的だが、車の回収に東鎌尾根を逆行して中房温泉まで戻るのもつらい。というわけで、ヒュッテ西岳を活用して水俣乗越から天上沢を下るルートにした

昨年、前穂の北尾根をやった時に今度は北〇尾根に挑みたいとレコに書いたところ、「技術的には北尾根ができれば大丈夫、あとは体力とルーファイだ」とのコメを頂戴した。今回はまさに体力とルーファイを実感した

2日目の行程が長く、北鎌のコルに着くころにはかなり体力を消耗していた。そのあとは尾根通しを基本としていたが、数か所で巻かざるを得ず、1カ所は巻きすぎてしまった。まぁ、最初から完璧にできるわけではないので、上出来だったとすべきと思っている

昨年の前穂北尾根に続き、今回の北鎌尾根。これでいわゆる日本三大岩稜の二つを終えた。残るは剱の八ツ峰。懸垂下降技術も道具もない私にとってはハードルが高い。特に5峰の下りはクライムダウンでは下りられそうもない。懸垂下降技術を学んで挑むか、年寄りの冷や水はこのくらいで良しとして諦めるか・・・

先のことはともかく、まずは今回無事に生還できたことを心から感謝しよう

野風に吹かれて

はじめまして、野風です。どうぞヨロシク! 還暦退職を機にブログを始めました。数年前から復帰した山の記録がメインです。これまでヤマレコにアップしてきましたが、山以外にも広げて発信していきたいと思っています

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